活動内容

季節がめぐり、野山に春が来ると、いっせい芽吹きがはじまります。
笹原、枯草の斜面が、緑に変わり始めると、里山活動もいっそうにぎやかです。
春夏秋冬、どの季節も熊野森緑地での作業と、それをしながらの里山の眺めは素敵です。
作業の内容は草刈り、剪定を中心に、まるで孤島のように点在している多摩丘陵の一部である緑地保全の活動です。


春には、江戸見桜の花がソメイヨシノより一週間ほど遅れて、ほんのり桜色で白さの際立つ姿を見せてくれます。戸外で体を動かして働くのが、とてもよい気持ちです。タケノコ掘りも定例行事となっています。
夏は、ターザンの木の木陰が涼しく、一本の木の大きな恩恵を存分に感じさせられます。うっそうとした草の原に、草刈りの汗が光ります。
秋は、やっと涼しくなった木陰で、作業の後の飲み物が本当においしく感じられます。

赤い実がいつのまにか目に留まるようになります。
冬は、見晴らしのきく熊野森緑地から富士山の遠景がくっきりと浮かび上がります。

落葉堆肥のマスに、布バケツ満杯の落葉を運びます。
高い樹木の剪定は川崎市公園事務所に依頼し、里山の会は、手の届く範囲での剪定をしています。雑草が枯れた時期が木の剪定のチャンスです。草刈りも、斜面の厳しいところを除いて、カマ、剪定ばさみ、モーターの草刈り機で行う作業です。
ノコギリ、スコップ、カマなど作業道具類をはじめ、軍手、ビニール袋などは、緑の活動団体助成金によって購入し、ほとんどそろっています。作業参加の人数が増えても、準備してありますので、大丈夫。いつでも、新しい参加者をお待ちしています。


春に『おまつり』を久保台公園で開くときは、冬から準備を進めます。

自然の恵みを感じる、人々の温かさを感じるおまつりを企画しています。
植物観察会、写真展、講習会等必要に応じて企画しています、